OEM・受託製造について
OEM / ODM
OEMはOriginal Equipment Manufacturingの略語で、委託を受けて他社ブランドのアイテムを製造することを意味します。当社では、ブランド様やデザイナー様からのご依頼をお受けし、[プロトタイプ(洋服でいうトワル)制作>サンプル制作>生産(量産)]を一貫して行うことが可能です。
よく似た言葉にODMがありますが、こちらはOriginal Design Manufacturingの略語です。その名のとおり、デザインから当社がお手伝いいたします。ノウハウをお持ちでない方でも商品を作ることができるのが最大のメリットです。
このケースは、[ヒアリングとデザイン提案>パターン(型紙)作成>プロトタイプ制作>サンプル制作>生産]というプロセスで商品を製造します。
アイデアはあるけれど、何から用意すればよいか分からない……というご相談も大歓迎です。企画段階からご提案を行い、アイデアを具体化できるよう伴走します。
PROCESS-0
ヒアリングとデザイン提案
実は当社の受注の多くはODMに該当します。「こんなものを作りたい」というご相談を頂き、最初に行うのが打ち合わせです。お客様が作成された企画書やスケッチ(絵型)のほか、場合によっては参考アイテムを見せていただき、ヒアリングを行います。社内に保管している過去のサンプルなどもご覧いただきながら、デザインの方向性や仕様、寸法などを一緒に考えていきます。生地や付属パーツの見本もご用意していますので、お気軽にご相談ください。
PROCESS-1
パターン
ここまでの打ち合わせをもとに、パターンを作成します。OEMでは、お客様がパターンを持ち込んでくださる場合がありますが、修正が必要なケースが少なくありません。これは、雑貨専門のパターンナーが少ないことが背景にあります。パターンの作成と修正は、お客様がイメージされたシルエットを再現する上で、最も重要な工程の一つといえます。
PROCESS-2
プロトタイプ
作成したパターンを使って生地を裁断し、縫製してプロトタイプを制作します。これは最終的なパターンを完成させるための試作品です。縫い上がった試作品はお客様にご確認いただき、必要に応じてさらにパターンや仕様を変更します。この工程を1~2回繰り返し、ご希望の型に近づけていきます。
PROCESS-3
サンプル
生産で使う生地やパーツを取り寄せ、サンプル=見本品を制作します。展示会や受注会で並ぶサンプルが、これに該当します。この段階で、生産を行うおおまかな時期をすり合わせます。
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生産
あらためて数量や納期などをすり合わせ、資材を手配して量産を行います。オーダー数などにより、スケジュールを変更する必要がある場合は、その都度報告・相談しながら進行します。